また口の中には人間をつくる細胞をみることができます。
1.準備するもの
たれびんには水とメチレンブルー液をいれておくこと。
染色にはペットショップなどで、金魚や鯉の消毒薬として販売されている、観賞魚用メチレンブルー液を用います。(グリーンFなどの商品名で売られていますが、なるべく濃度の濃いものを使用するとよい)
ティスプーンを用いてほおの裏側あたりを少し強めにこすると採取できます。少量のだ液もいっしょにとります。余り強くこすらない。スプーンは使い捨てる。
これをスライドガラスにだ液ごとのせ、たれびんスポイトでメチレンブルー液を1滴たらして竹ぐしを使い気泡がはいらないようにカバーガラスをかけ、余分な染色液をティッシュペーパーで除きます。
口腔粘膜上皮
顕微鏡で上皮細胞を染色して観察すると、平たく広がった細胞の中心部付近に、青く染まった丸い小さなものが見られます。これは細胞の核です。また、上皮細胞より小さく全体が円形状の細胞は、白血球です。細胞の周りにも、線状菌や球菌が集まっているのも観察できます。
(写真中央下が白血球 細胞外の染色されている粒が細菌)
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