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無限の創造力と未来の夢を育てる

理科実験2 口の中の細胞を観てみよう

 口の中には普段目に見えず、顕微鏡を使ってしか見えないような生き物がたくさんいます。そのような小さな生き物を微生物(びせいぶつ)といいます。

また口の中には人間をつくる細胞をみることができます。

1.準備するもの顕微鏡(400〜600倍が見えるもの)、スライドガラス、カバーガラス、使い捨てのティスプーン、メチレンブルー液(観賞魚用)、たれびん(お弁当用調味料入れ)(水用と染色液用)、竹ぐし、ティッシュペーパー

 たれびんには水とメチレンブルー液をいれておくこと。

 染色にはペットショップなどで、金魚や鯉の消毒薬として販売されている、観賞魚用メチレンブルー液を用います。(グリーンFなどの商品名で売られていますが、なるべく濃度の濃いものを使用するとよい)



 

 

2.標本の作り方

ティスプーンを用いてほおの裏側あたりを少し強めにこすると採取できます。少量のだ液もいっしょにとります。余り強くこすらない。スプーンは使い捨てる。
 これをスライドガラスにだ液ごとのせ、たれびんスポイトでメチレンブルー液を1滴たらして竹ぐしを使い気泡がはいらないようにカバーガラスをかけ、余分な染色液をティッシュペーパーで除きます。

 

 3.観察のポイント

口腔粘膜上皮

顕微鏡で上皮細胞を染色して観察すると、平たく広がった細胞の中心部付近に、青く染まった丸い小さなものが見られます。これは細胞の核です。また、上皮細胞より小さく全体が円形状の細胞は、白血球です。細胞の周りにも、線状菌や球菌が集まっているのも観察できます。

 

(写真中央下が白血球 細胞外の染色されている粒が細菌)

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